たとえばお兄ちゃんがスポ少に入っていると、下の兄弟も自然と一緒のチームへ入団するというご家庭が多いと思います。
今回は兄弟でスポ少へ入団することの大変さと、入団していなくても実は違う大変さがある、ということについてお伝えしたいと思います。
これから兄弟を入団させようと思っている方の参考になりましたら幸いです。
兄弟で一緒にスポ少へ入団すると大変なこと
兄弟でスポ少に入団した場合に大変なことを3つご紹介します。
①練習場所や試合会場が異なる
大変なこととしてまず挙げられるのが、練習場所や試合会場が兄弟で異なる点。
サッカーはU12やU10などカテゴリ別で試合が組まれます。
たとえば6年生の兄と3年生の弟がいた場合は試合日や試合会場が異なることになってしまいます。もしくは兄は試合で弟が練習、というときもあります。
そのため、兄弟がいるご家庭は夫婦で手分けをしてそれぞれ送迎したり、応援に行ったりしていました。
またチームによっては低学年と高学年の練習会場を分けている場合もあります。
そうなると兄を迎えに行ってから弟の迎えに行く、またはどちらかの送迎をほかの親御さんに頼まなければいけなくなります。
さらにビブスの洗濯当番などは兄弟が重なると大変なことに…。
我が家も兄弟で入団していたので、練習・試合後のビブス20枚干しは結構キツかったですね。
②平等に試合の応援へ行くのが難しい
たとえば兄弟で試合の日が被った場合、兄の方の応援へ行くとそちらに付きっきりになります。
途中で弟の試合を見に行くのは難しいといえるでしょう。
試合会場が近ければ途中で抜けることも可能ですが、兄の方で車出しをしていたりするとまた戻らなければなりません。
我が家は3人兄弟だったので、子供が「お母さん、弟の方ばっかり応援に行ってる…」などと不公平感を感じないよう、なるべく平等に応援へ行くよう心がけました。
ただ、学年によって入団している人数の違いがあります。
弟の学年で車出しする人があまりいない、となるとそちらに多く行きがちになってしまいます。
夫婦で分担できれば一番いいのですが、どちらかがお仕事の場合などは結構きついかもしれません…。
③スポ少の月謝や用具代、打ち上げ代が2倍
これは当たり前のことですが、単純にスポ少にかかる経費は2倍になります。
それぞれの試合後の打ち上げにも顔を出すとなると交際費も結構かさみますね。
ただ弟の方にはお下がりがきやすいです。兄のものだけではなく、兄の同級生のお下がりもたくさんまわってきます。
その点は兄弟でスポ少へ入れるメリットといえるかもしれません。
スポ少の活動費は「兄弟割引」が適用されるチームも多いと思います。我が家の所属チームは兄弟がいると団費が半額になりました。
スポ少にかかる年間費用については別記事でもご紹介しています。
スポ少に入団しない小さい兄弟や姉妹がいても大変
保育園児や未満児など、スポ少にまだ入団できない年齢の兄弟がいるときや、サッカーに興味のない姉妹がいるときも結構大変です。
我が家は男の子3人だったのですが、長男のスポ少時代は保育園児の弟2人を連れて応援へ行くことが多かったです。
近場ならまだしも、車で2時間くらいかかる試合会場へ行くときなどは試合が始まる前にもうヘトヘト。
会場で「もう帰りたい」と言われたこともあり、なかなかの地獄でした…。
姉妹がいる家庭も大変そうでしたね。同年代くらいの姉妹がいると集まっておままごとなどをしていました。
入団していてもしていなくても、どちらにしても大変です…。
下の子たちに「サッカーじゃなくて遊園地行きたい」と言われたときは本当に申し訳ないなと思いました。
「小さい兄弟がいるから」はスポ少活動に参加しない理由になるのか
当番に関しては小さい子がいると大変だと思いますが、「まったく当番をやらない」という人はうちのチームにはいませんでした。(産後すぐなどは無理ですが)
ただみなさん鬼ではないので…。小さい子がぐずっていれば「先に帰っていいよ」と声掛けすることもありましたし、逆にされたこともあります。
「小さい子がいるから当番は免除でお願いします!」と最初からあからさまな態度を出してしまうと、トラブルになりやすいのではないでしょうか。
ほかの保護者も過去に小さかった兄弟を連れて当番をしていたかもしれません。
そういう方からすると「うちはしてたけど?」と反感を買ってしまいます。
どうしても当番が難しい場合もあるとは思いますが、「当番をやる意思はある」という姿勢だけ見せておけば、トラブルなどには発展しづらいのでは?と思います。
基本はワンオペだけど兄弟でスポ少に入団させたい場合
スポ少は結構「助け合い精神」が旺盛な団体でもあります。
クラブチームとは違い、「必ず家庭内で何とかしなきゃ」とならないのはスポ少の良さかもしれませんね。
そもそも夫婦そろってスポ少活動に一生懸命、というご家庭はあまりなかったかもしれません。
父、母、どちらかが「スポ少担当」のようになっていることが多かったイメージです。
「〇日の送迎、うちの子も乗せていってもらっていいかな?」「今日の練習の帰り、送ってもらってもいい?」など、ほかの親御さんに送迎を頼むことは頻繁にありました。
ですので「うちは旦那が日曜休みじゃないから、兄弟でスポ少とか無理」などと最初から諦めることはないと思います。
まとめ
今回は「兄弟でスポ少に入団するのは大変なのか?」という点についてお伝えしました。
記事のまとめは以下のようになります。
- 兄弟でスポ少に入れると大変なことは「試合会場が異なる」、「平等に応援へ行くのが難しい」、「経費が2倍になる」などがある
- 兄弟が入団していなくても、下に兄弟がいる場合や姉妹がいる場合も大変
- スポ少は「助け合い精神」が旺盛な団体なので、送迎等をほかの親に頼むことは日常茶飯事。あまり気にしなくても良い
最後までお読みいただきありがとうございました!
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