スポ少で嫌われる親の共通点とは?

スポ少嫌われる親

スポ少内で嫌われる親御さんというのはなぜか必ず出てきてしまいます。

今回は「嫌われやすい親の共通点は何なのか?」という疑問について、アンケートと自身の体験をもとにまとめてみました。

目次

スポ少で嫌われる親の特徴①当番に協力的でない親

今回、スポ少に在籍している・もしくはスポ少に在籍していたことのある方へアンケートを実施しました。(クラウドワークスで募集(25件)+現役で在籍している知り合いの方(7名)の合計32名に実施:有効回答30件。※スポーツの種類は問わず)

「親同士のトラブルを教えてください」という設問に対して、およそ半数の方が「当番に協力的でない親がいて困る」と回答しています。

実は今回のアンケートは、「親同士のトラブル」と「親とコーチのトラブル」について他チームの現状を知るべくおこなったものでした。

しかしアンケート結果を見て「こういう些細なことが“嫌われる親”の要因なのでは?」と考え、今回の「嫌われる親の共通点」についての記事作成に至りました。

以下は回答の一例です。

  • 子供の見守り当番をドタキャンする
  • お茶当番でモメた
  • 当番に積極的な人と消極的な人で偏りがある
  • 試合時に何かと理由を付けて車を出してくれない(小さい子がいる・車がない、など)

「スポ少への関わり方が平等じゃない」と感じてしまうと「悪口っぽいことをほのめかす人」が出てきやすいです。

ひいてはそれが“嫌われる要因”になってしまいます。スポ少は「誰がどこまでやるか」の線引きが曖昧

そのため親同士の熱量の違いというものが浮き彫りになってきやすい団体です。熱量の違いはそのまま親同士の溝を深めます。

スポ少で嫌われる親の特徴②応援にあまり来ない親

スポ少試合応援

「親同士のトラブルを教えてください」の設問で「当番関係」の次に多かったのが「子供を預けっぱなしで協力しない」というもの。

以下は回答の一例です。

  • 応援に来ないで子供を丸投げしていく親がいて困った
  • 車出しをせず、試合が始まるころに自家用車で来て試合が終わるとさっさと帰る
  • 応援に行く親と行かない親の温度差が激しい

「当番に協力的でない親」と同様、こちらも「平等でない」ことが不満につながっています。

うちのスポ少の場合は見守り当番については当番表を作成していました。

仕事の都合で来れないときなどは別の親と交代する形でしたのでトラブルには発展しづらかったです。

ただ車出しの偏りはやはりありましたね。長男の学年は「お父さんが車出しするもの」的な風潮があり、実際に試合を見に来るお父さんは3人くらいだったので結構回すのがキツかったです。(我が家も入っていました)

下の兄弟2人のときは父母関係なく車出しをしてくれたのでだいぶ楽でした。

その学年の風潮や親のメンツによっても変わってくるかもしれません。

トラブルの解決は「話し合い」だと難しい?

「親同士のトラブルはありましたか?」の設問のあとに、「そのトラブルは解決しましたか?」と聞いてみました。

結果、「解決していない」と答えた方が多く、「解決した」場合でも「表面上だけ」や「火種は残っている」というような曖昧な答えが見受けられました。

以下は回答の一例です。(解決〇・未解決☓・どちらともいえない△)

  • 協力的でない親に直接文句を言ってモメた。最終的に相手が退会した(☓)
  • 話し合って表面上は解決した形だが火種はくすぶってる感じ(△)
  • 当番表を作りどうしてもやらざるを得ない形にした(△)
  • 車出しはしないけど応援にくる親には文句が言いづらい(☓)
  • 言いたいことはあるけれどモメるのが嫌で言えない(☓)
  • 子供のために協力し合おうとわかりあえた(〇)

話し合いが上手くいくケースはなかなかないよう?「わかり合えた」というのは理想ですよね。

「文句を言いたいけれど言えない」という方も結構います。

逆に「文句を言われた立場」の親御さんは「面倒だからやめた」、「そういう親とは距離を置いて子供の応援に専念した」などの声が聞かれます。

「応援に行け、という親の圧力は感じたが無視し続けた」といった意見がある一方、「応援強制」の雰囲気を感じ取り「気持ちを整理して我慢して行っている」という声もありました。

言いたいことを伝えたところで平和的に解決するのは難しいようです。

うちのスポ少チームの「当番制・奥の手」

「協力はしたいけれど仕事の関係上、当番の数を増やしたり、車出しをして1日中試合に付き合うのは難しい」というような方に試してほしいのが「片道車出し」です。

うちのスポ少チームで車出しの方の負担を軽減させるために実践していたものです。

スポ少の試合は朝早くから夕方遅い時間まで、丸一日かかるものがほとんど。車出しをする親は子供たちが帰るまでずっと試合会場にいなければなりません。

「片道車出し」とはつまり、「朝、試合会場へ行くときはAさんちの車」、「帰りはBさんちの車」というような形。

ただ車出しをする方の謝礼も半額になるのでパーフェクトな案ではありませんが…(どちらにしても試合会場まで往復しなければならないので)

Aさんは早く帰ろうと思えば帰れますし、Bさんは朝早く集合しなくても良くなります。

あくまでも「親の負担軽減」が目的。会計さんはちょっと大変ですけどね。(謝礼を折半して渡すため)

「丸一日試合に付き合うのが難しい」という方でもスポ少活動に参加しやすいのでは?と思います。

まとめ

今回は「スポ少で嫌われる親の特徴」についてお伝えしました。

まとめると以下のような内容になります。

  • スポ少で嫌われる親の特徴として「当番に協力的でない・応援に来ない」などが挙げられる
  • 話し合いをしてもモメてしまう確率が高い
  • 当番や車出しについては団で工夫して保護者の負担を減らすこともできる

それぞれ仕事の都合もあるでしょうし、「全員が平等にスポ少に関わるのは難しい」ことを大前提として捉えることが大切です。

ただあまりにもスポ少活動に非協力的ですと、無関心なつもりはなくても周りからはそう見られる可能性が高いでしょう。

土日が仕事で試合の応援に行けないのなら「代わりに練習の見守り当番を増やす」など、やれる範囲で「関わる姿」を見せることがうまくやっていくコツかもしれません。

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