スポーツ少年団で年度末に団費が余った…どうする?

スポ少団費

最近はスポーツ少年団に入る子供自体が減少していることもあり、「年度末に団費が余る」ということは少ないかもしれません。

ただコロナ禍や気象を原因とした試合減少により、例年よりも団費の使用が減り最終的に「余ってしまう」事態になるチームもあるでしょう。

今回は年度末に団費が余った場合、「使い切ったほうがいい」のか「繰り越したほうがいい」のかについて、経験談を交えてお伝えします。

目次

スポ少で余った団費は「使い切る」?

我が家は3人兄弟がスポ少サッカーでお世話になりましたが、長男が卒団する際の年度末、会計さんから「団費が余ってしまった」と報告がありました。

6年の保護者で話し合い、「来年度以降も使える備品(ブルーシートなど)を購入しよう」ということに決定

余った団費は「使い切る」ことにしました。

理由は長男の学年の家庭からの団費も含まれているので、その年度に使い切ったほうが良いと判断したためです。

我が家は長男が卒団してから下の2人が同じサッカーチームへ入りましたが、「団費を使い切ったこと」について長男の一学年下の保護者に苦言を呈されたことがあります。

スポ少で余った団費は「繰り越す」?

苦言を呈した保護者の学年が卒団する際も団費が余ったそうですが、「団費は繰り越す」という判断をしました。

「チームにとって今後、“大きな出費”が出たときのため」を考えたのだと思います。

スポ少サッカーチームで大きな出費というと、ユニフォームの新調があります。たとえば20人分のユニフォームを新調すると20万円以上の出費になります。

また簡易ゴールや試合用のテント、ベンチなども劣化したら購入しなおさなければなりません。

これらは卒団する際に記念品として譲り受けることもありますが、例えば風が強くてテントの骨が折れてしまい、急遽テントを購入することもありました。

長男の学年が卒団するときは、備品で劣化しているものは何かを事前にコーチへ相談。「高学年が試合で使用するテントが古いので新しいものがほしい」ということで卒団記念品をテントにしました。

ユニフォームは2~3年前に新調したばかりでしたし、「ユニフォーム積立金」なる会計費目もありましたので、「団費を使う」という判断をしたわけです。

ただスポ少という世界は「みんながみんな、100%賛成」ということはまずありません。

そのため「苦言を呈する保護者」は必ずと言っていいほど出てきます。

余った団費については年度ごとに話し合いが必要

スポ少話し合い

余った団費を「使い切る」のか「繰り越す」のかは、基本的に保護者会長や副会長が在籍する6年生の親が、独断で決定するチームが多いのではないでしょうか。

この問題についてはどちらが「正しい」のかをジャッジするのは難しいです。

「団費が余ったらどうするのか」を年度ごとに育成会で話し合いをするのが無難かもしれません。

総会の場でもいいですし、携帯でアンケートをとってもいいでしょう。ただ、最終判断はやはり6年生の役員が下すことにはなりますが…

「6年の親が勝手に決定した」のではなく、「育成会としていろいろな意見を頂戴したが、最終的な判断は○○にした」といったほうが納得してもらいやすいのではないかと思います。

そのチームの状況(近い将来、備品を購入しなければならない・ユニフォームが劣化してきている)によっても変わってきますので、コーチも交えて相談する必要があるでしょう。

長男卒団の際、個人的には「繰り越す」ほうが良いのかなと思っていたのですが、ちょうど同じ時期に子供会の決算もあり、繰越金が30万円ほどありました。

私は子供会の役員も兼ねていたのですが、そのときほかの役員から「こんなに残していても意味がないのでは?」という意見が出ました。

子供会では毎年、町内会から5万円の補助金があるため、子供会のメインイベントである町内のお祭りはそれで十分賄えるくらいだったんです。

そのため集めた子供会費は使い切ることなく、何十年も繰り越され続けることになりました。

子供会の総会のときに繰越金について話し合い、全額ではありませんがせめてその年に集めた分だけは使い切ろう、という決断に至りました。

子供会とスポーツ少年団は規模が違いますし、参考にはならないかもしれませんが本質的な問題は近いものがあります。

「使い切る」、「繰り越す」の2択ではなく「その年度ごとに保護者が納得する答え」で判断していくのが一番なのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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