真夏のスポ少サッカー…熱中症の見極めポイントや対策グッズまとめ

真夏のサッカーグラウンド

屋外でプレーするサッカーは真夏になると地獄の暑さ。

気温の高さが要因で試合途中にも関わらず中止になった大会もありました。

各チームで熱中症対策はもちろんおこなっていると思いますが、過去に熱中症になった子の症状や、熱中症かどうか見分けにくいときに目安にしていたポイントをお伝えしたいと思います。

目次

サッカーの試合時・練習時の熱中症対策グッズ

サッカーは試合中・練習中ともに熱中症になるリスクは変わりません。

応援時や見守り時に持参していたグッズ5つをまとめてみました。

熱中症対策①経口補水液(OS1など)&紙コップ

とりあえずなくてはならない必需品といえばOS1などの経口補水液でしょう。

現在はアクエリアスも熱中症対策の経口補水液を販売していますので、そちらでもいいと思います。

大抵の子供はペットボトル1本は飲めませんから、紙コップなどを用意して少しずつ飲ませていました。

お値段も結構しますし、一度開栓してしまうと残りは捨てなければならないので、子供用の少量タイプがあるとありがたいですよね…

熱中症対策②氷&食品袋・ジップロック

試合にも練習にもとにかく欠かせないのが氷。

スーパーのサッカー台にある小さい袋やジップロックを一緒に持参すれば、氷嚢代わりになります。

熱中症の子が出てしまったら横になってもらい、わきの下や首に当てて体を冷やすのに使用しました。

氷嚢を団で購入して救急箱へ入れておくのもいいでしょう。

氷は練習・試合前に保護者から持ってきてもらうのですが、クーラーボックスへ入れておいたとしても数時間も持ちません。

そのため後から来る保護者に氷を持ってきてもらうようお願いしたり、見守り当番を抜けて調達したりしました。

スーパーに「お一人様一袋」の氷が置いてありますが、自分たちの飲み物や子供たちへアイスを買うときに氷を一緒にもらってきていました。

熱中症対策③携帯ファンやうちわ

具合が悪くなった子供が横になったときに、携帯ファンやうちわがあるとあおいであげられます。

ミストが出るファンや、濡らして使用できるうちわ(100均で売っていました)などを使っていました。

熱中症対策④敷物・タオル(できればバスタオルと小タオルどちらも)

具合が悪くなった子が横になれるように敷物やタオル類を用意します。

たまに「寒い」という子もいたので、バスタオルがあればかけてあげられます。

小さいタオルは、汗をかいて濡れてしまったユニフォームと背中の間に入れてあげたりしました。

熱中症対策⑤保護者の緊急連絡先

具合が悪くなった子の保護者へすぐ連絡できるよう、見守り当番の保護者には緊急連絡先が記載された用紙を持参してもらいます。

お仕事の方などすぐに連絡が取れないときもあるため、各家庭、最低2人は連絡先を書いてもらいましょう。

スポ少サッカー・熱中症になった子の代表的な症状

スポ少在籍中には練習中・試合中に熱中症になった子を何人も見てきました。

いろんな子の症状を見ていて思ったのが、「熱中症の症状は個人差がある」ということです。

頭が痛くなる子、お腹が痛くなる子、気持ち悪くなる子…。熱が出る子もいれば出ない子もいました。

熱中症になった子の保護者に聞くと、やはりもともと頭痛持ちの子は頭が痛くなる、胃腸の弱い子はお腹が痛くなる、など体のウィークポイントが症状に現れやすいのかな?とも思いました。

スポ少時代、熱中症かどうかを見極める目安にしていたもの

子供が熱中症かどうかを見極めるポイントにしていたものが「“OS1”を美味しいと言うかどうか」です。

OS1、健康な時に飲むとあまり美味しいものではないです…。(ただしアップル味のOS1やアクエリの経口補水液は飲んだことがないのでわかりません。もしかして美味しいのかもしれませんが)

でも熱中症の度合いが高い子ほど「美味しい」と言っていたんですよね。ただ私たちのチームの経験上の話でしかないのでご参考までに。

もちろん味覚は人それぞれです。「美味しくない」という子でも熱中症の場合がありますので、あくまでも一つの目安としてお考え下さい。

サッカーの試合で熱中症になり救急車で運ばれた子も

チームの子で試合中に熱中症になり、救急車で運ばれた子もいました。確か7月くらいにあった大会だったと思います。

試合前はお弁当も食べていましたし元気だったのですが、試合中に突然具合が悪くなりベンチへ。

その後、親御さんのもとへ戻ってきて横になっていたのですが、しばらくすると呼吸が荒くなって呼びかけても答えないようになりました。

コーチが「救急車呼んだほうがいい」と判断して救急車を要請。

担架で運ばれて病院で治療を受け、大事には至りませんでした。

救急車の中では救急隊員の方がお子さんに「名前言える?」「何年生?」などと、とにかく質問をたくさんされたそうです。

意識があるかどうかの確認もあると思いますが、同時に意識が遠のかないようにするためだったのでしょうか。

本人は病院で点滴を打ってもらい、数時間で意識もハッキリして元気になりました。

担架で運ばれたあたりから「記憶はない」と言っていたそうです。

もし判断が遅れたら、と思うとゾッとしますね。みなさんもお子さんの具合が急変したら迷わず救急車を要請しましょう。

スポーツ保険は熱中症でも使えるのか?

うちのチームが入っていたスポーツ保険熱中症でも保険申請ができました。

保険会社によって異なりますので、お子さんがもし熱中症になり、治療を受けた場合は役員さんに相談してみましょう。

まとめ

今回はスポ少サッカーでの熱中症対策についてお伝えしました。

この記事をまとめると以下の通りになります。

  • 真夏のスポ少サッカーでは熱中症対策グッズと緊急連絡網を忘れずに持参する
  • 熱中症かどうか微妙な時の目安は「OS1が美味しい」と言うかどうか
  • 意識がないなど具合が急変したらただちに救急車を要請する

最後までお読みいただきありがとうございました!

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