皆さんのスポ少チームではコーチに謝礼を渡していますか?
我が家の在籍していたスポ少サッカーチームでは、「年間1人当たり1万円」を謝礼としてコーチへ渡していました。
今回は「スポ少コーチをやっているとどんな経費が掛かるのか?」について触れたあと、「コーチへの謝礼は必要なのか?どのくらい渡せばいいのか?」という疑問について、参考例を含めお伝えしたいと思います。
スポ少コーチをやっているとどんな経費が掛かるのか
そもそもスポ少コーチになると、どんなことにお金がかかるのでしょうか?
うちのチームを参考にさせていただくと以下のような項目があります。
- JFA(日本サッカー協会)の指導者養成講習・審判講習の受講料&更新料
- JFA・JSPO(日本スポーツ協会)登録料
- スポーツ保険料
- 試合会場までの交通費(ガソリン代・高速代)
- 審判用のウェア・ソックス・ホイッスルなど
- 交際費
うちのチームの場合ですが、上記費用のうち交際費以外は基本的に団の経費として負担しており、コーチ負担はありませんでした。
団が負担できない「交際費」とは、打ち上げ時に飲み会へ行くときなどの費用ですね。
スポ少サッカーでコーチをするためには、JFA(公益財団法人 日本サッカー協会)の指導者養成講習の受講が必要です。
サッカーの場合は毎年JFAへ登録料も納めますし、子供たちの試合の審判をするために審判講習の受講も必要です。(コーチの協会登録料は2000円・サッカーの審判講習は4級~1級まであり2500円~20000円、フットサルも4級~1級まであり2500円~12000円)
審判用のウェアについては、自前のものを使用しているコーチが多かったです。(汗だくになりますしね…)
コーチはだいたい現役でどこかのサッカーチームに所属していたので、そんなに負担にはならなかったようです。
スポ少コーチへの謝礼は必要か?
スポ少コーチは現役団員のお父さんコーチや外部コーチ、卒団生のお父さんコーチなどさまざまなボランティアコーチで成り立っている団体です。
うちのチームの場合は謝礼を渡していましたが、「そもそもボランティアでしょ?好きで来ているんでしょ?」という考え方の親御さんももちろんいます。
チームによっては謝礼のないのところもあるでしょう。
私たちが入団したころは謝礼を渡すのが当たり前だったので何とも思いませんでしたが、ほかのスポ少からきた親御さんに意見を言われたこともありました。
コーチに「現金」や「品物」を渡すことに嫌悪感を感じる親御さんも多いよう。
「謝礼」ではなく、「打ち上げ時の飲み会費用を負担する」など別のやり方でコーチの補助ができればよかったかもしれません。
スポ少コーチへの謝礼、どのくらい渡せばいい?
うちのチームは「年間1万円/1人」でしたが、「多いか少ないか」というのは親の間でもいろいろな意見がありました。
個人的には子供が団員として在籍している現役のお父さんコーチはともかく、「子供もいないのに毎週休みをつぶして来てくれるほかのコーチに“1カ月1000円以下”って本当にボランティアだなあ…」と思ったのを覚えています。
ただし、「よく来てくれるコーチ」と「ほとんど来ないコーチ」が一律1万円、というのは最後まで問題になっていました。
かといって来た回数をカウントするのも大変ですし…。難しかったですね。
スポ少入団者が減りコーチへの謝礼が消滅
うちのチームは、結局コーチへの謝礼は消滅することになります。
我が家は3人の息子が地域のスポ少サッカーチームにお世話になりましたが、下の子になるにつれ入団数が減っていき、コーチへの謝礼を工面するのが難しくなっていきます。
コーチ代表もそのあたりを理解してくれていて「コーチへの謝礼は要らない。なくしましょう」という話になり。
今まで謝礼を渡してきた過去を見てきたのでとても心苦しかったのですが、謝礼をなくすことで落ち着きました。
まとめ
今回は「コーチの謝礼」についてお伝えしました。
記事をまとめると以下のようになります。
- スポ少でかかるコーチの必要経費には「指導員養成・審判員講習受講費」や「試合会場までの交通費」などがある
- コーチの謝礼はチームによって「有償」のところと「無償」のところがある
- 「現金」や「品物」をコーチへ渡すことに嫌悪感を示す親も多い
- どのコーチへも平等に謝礼を渡すのは難しい
「謝礼についての正解」はないのかもしれませんが、個人的には「少しでもいいから渡したかったな」という感想です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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