我が家は息子3人がスポ少に入団し、なんとか卒団することができました。
現在は大学生と高校生になりましたが、「スポ少時代にもっとちゃんとやっておけばよかったな」と今、後悔していることをお伝えしたいと思います。
これからスポ少入団を考えている親御さんはもちろんのこと、すでにスポ少に在籍している方にも参考になれば幸いです。
「スポ少時代にもっと勉強させておくべきだった」という後悔
スポ少に在籍しているときは毎日の宿題で手一杯だった子供たち。
ドリルの提出日に間に合わずに答えを写したり、毎日提出しなければならない自学ノートの提出が滞る時期があったり。
わからないまま勉強が進むので学年が上がるにつれ成績は落ちていきました。
そのツケは中学・高校時代に回ってきます。
長男は大学受験に失敗して1年浪人、三男も高校受験に失敗して滑り止めの私立高校に入学しました。
お金はかかるし本人はメンタルやられるし、「ああ、きちんと塾とか行かせて勉強させておくべきだった」と激しく後悔しています。
今はオンライン家庭教師なども充実していますよね。塾に通うのが難しいなら、自宅で空き時間に少し勉強するだけでも将来的にかなり変わってくるでしょう。
うちもオンライン塾やオンライン家庭教師を頼みたかった…!
「スポ少時代に家族での思い出をあまり作れなかった」という後悔
スポ少は土日祝日にめいいっぱい試合が入るため、家族で出かけたり、旅行に行った記憶があまりありません。
子供と一緒にいられる貴重な時間をすべてスポ少に費やしてしまった感があり、それはそのまま罪悪感につながっています。
友達親子が「ディズニーランドへ行ってきた」とか「忍者村に子供を連れて行ったらめちゃくちゃはしゃいでた」というような話を聞くとモヤモヤとした気持ちになっていました。
長男がスポ少に在籍していた時代は「スポ少休むのは病気のときか忌引きのときだけ」くらいの風潮でした。
そのため長男が4年生以降は家族旅行はおろか、日帰りでどこかへ出かけることもほとんどありませんでした。
ほかのお子さんは「サッカー大好き!」「サッカーさえできればいい!」という子が多く、親たちも「サッカーをやらせることが子供のため」と思っていた節がありました。
うちの子はもともとそこまでサッカーに入れ込んでいたわけでもなかったので、長男にもツラい思いをさせたかなと思い後悔しています。
長男だけではなく、そのときに保育園児だった下の兄弟2人にもお出かけをガマンさせることになってしまいました。
次男と三男のスポ少時代はわりと休みやすい雰囲気になっていたので、試合の帰りにそのまま近場の観光地へ行くなどして思い出を作るよう努めました。
スポ少が全てになってしまわないよう意識することが大切
スポ少に入っていたことが悪い、と言っているわけではありません。
スポ少に入りながらも「模試だから」と試合を休む子もいましたし、国公立の大学に入った子もいます。
きちんとやっている親はたくさんいます!
単純に私が悪いだけの話です。
当時はスポ少を続けることだけで精いっぱいで、当たり前のこと(勉強や家族との時間)ができていませんでした。
スポ少に入っている親は、みんな頑張っていると思います。
仕事や家事だけでも大変なのに、そこにスポ少活動という名のボランティアが加わることで疲労はマックスでしょう。
そんな「頑張っている親御さん」こそ、もうちょっとスポ少を客観的に見てほしいなと思います。
スポ少をやっていたからといって、スポ少は子供の未来まで保証してくれません。
まとめ
今回の記事では「スポ少卒団後に後悔していること」についてお伝えしました。
まとめると以下のようになります。
- 子供たちの勉強面をしっかり見てやれなかった後悔
- 家族での思い出を作れなかったこと後悔
スポ少に入ってしまうと子供の時間・家族の時間はスポ少に流れがちです。
どちらも充実できれば一番いいのですが、バランスよくやれるよう今一度考えてみてください。
私のようにあとから後悔しないことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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