スポ少サッカーの遠征試合…準備や遠征先で大変だったこと

少年サッカー遠征

スポ少のサッカーチームは遠征試合が年間予定に組み込まれていることが多いかと思います。

我が家の所属チームも4年生以下は年に1回、5・6年生は年に2回ほど泊まりの遠征試合がありました。

遠征へ行く場合は事前準備などに結構手間がかかります。特に該当学年の役員さんは大変でしょう。

今回は遠征へ行くまでの流れや、当日の役員さんをはじめとした保護者が大変だったことについてお伝えしたいと思います。

目次

スポ少の遠征試合は学年役員が中心となって準備をする

遠征へ行くまでに参加人数の把握や車出しの決定などは学年役員が中心となって行います。

遠征準備の主なものとしては、団員の参加可否の把握・遠征費の徴収・ホテルの部屋割り当て(子供・大人含む)・弁当注文・車出し割り当て・会計役員から大会参加費の受け取り・当日の交通費の分配…などがあります。

「事前準備」と「当日の仕事」について、それぞれ分けて説明していきます。

遠征へ行くまでの事前準備(学年役員が中心)

遠征の事前準備には主に以下の4つがあります。

事前準備に関しては学年役員が行うものがほとんどでしょう。

①遠征参加可否&車出しができる保護者の把握

まずは該当学年全体にメールを送り、参加人数(大人・子供含む)の確認をします。

それと同時に車出しができる保護者も募っておきます(行き・帰りそれぞれ)

うちのチームの場合、保護者の宿泊は任意でしたが、役員的にはもちろんできるだけ保護者の頭数はあったほうが助かります。

現地についてからもやることはいろいろとあるので…

宿泊してくれる保護者も大切ですが、当日少し遅れて現地へ来てくれる保護者も確保しておくのがオススメです。

なぜなら忘れ物をする場合があるため。

また真夏の遠征の場合は午後イチくらいで氷を持ってきてくれる保護者がいるとありがたいです。

全体の人数が把握できたらコーチへの連絡も忘れずにしておきます。

②遠征費・大会参加費・交通費など金銭関係

遠征費は宿泊する人数や車出しの有無により、各家庭で変わってきます。

私が役員をやったときは、団員名簿にそれぞれの徴収額を記入してチェックしていました。

今はアプリなどもいろいろあるので以前よりラクかもしれませんね。

大会参加費は6年生の会計さんに依頼しておいて、受け取っておきます。(大会参加後は領収書を会計へ渡します)

また車出しをしてくれる保護者へは事前に車代(謝礼)を入れた封筒を作っておき、当日渡していました。(遠征欠席者が出ると車代も変わってくるためギリギリまで待ちました)

③宿泊ホテルの部屋割り当て

宿泊者が決定したらホテル部屋の割り当てをします。

低学年の場合はおねしょなどが心配な子は事前に役員へ連絡。

そういった心配のある子をなるべく同じ部屋になるよう割り当てをしました。

大人の場合はタバコを吸う人・吸わない人で分けたりしました。

④弁当注文・おみやげ・花火などの買い出し

遠征へ行く日は朝早く出発することが多いと思います。

うちのチームの場合は保護者がお弁当を作るのは大変なので、現地へ向かう途中のコンビニで弁当注文をしておきました。

人数が把握できたら、コンビニへ大体の到着時間を連絡しておきます。

また毎年決まった宿泊施設へ行く学年の場合は、施設へ持参するお土産も役員が購入していました。

学年によっては夜にスイカ割りをしたり花火をする場合も。それらの買い出しも済ませておきます。

遠征当日の仕事(学年役員+保護者)

遠征当日は役員が中心ではありますが、保護者全体で仕事を分担する形になります。

主な仕事を8つ挙げます。

①出発前の忘れ物チェック

遠征出発後は忘れ物があったとしても取りに戻るのは難しいため、出発前の事前チェックは大切です。

特に団で用意する用具(テントやベンチ、試合球など)に不備がないかをきちんと確認しました。

②場所取り

みんなが集合するよりも早い時間に出発して、現地の場所取りをしてくれる保護者が必要な遠征もありました。

(朝5時くらいに出発しなければなりません…)

これについては役員以外の保護者にお願いすることも多かったです。

うちの場合は応援へ行くお父さんに行ってもらうことが多かったですね。

場所取りの方はとりあえずブルーシートを敷き、テントを積んだ荷物車が来るのを待ちます。

サッカーの大会では、試合会場のライン引きなどを各チームから2名ずつくらい募ることが多いですが、場所取りをしてくれる保護者にはライン引きもお願いしていました。

③大会参加費を運営に持参

会計から預かった大会参加費を運営本部へ持参して領収書を受け取ります。

コーチが参加費を預かる場合は当日コーチへ渡しました。

④宿泊施設へ挨拶・お土産を渡す

宿泊施設へ入ったらまずはフロントで挨拶。その後、お土産がある場合は役員が手渡しします。

宿泊施設へ行くのは1日目の試合が終わってからです。

現地についたらまずは普通にサッカーの試合。1日目が予選、2日目がトーナメントになるなど各大会によって異なります。

そう考えると宿泊施設の滞在時間は夕方から翌朝までと短いようですが、この間にやることは山ほどあります…

⑤夕飯時やお風呂時に子供の誘導

夕飯やお風呂の時間に子供たちを誘導するのも役員・保護者の仕事です。

夕飯やお風呂の時間はきっちりと決められています。(他チームと一緒の宿泊施設の場合も、時間が割り振られているので時間厳守)

みんなでお泊りできるので、子供たちのテンションはマックスです。

興奮気味の子供たちを誘導するのは結構大変でした。

食べている間も騒いだりしないか監視(?)しながら食べます。(そのせいか味をよく覚えていません)

⑥ユニフォームの洗濯・水筒洗い

夕食後は、子供たちが着用したユニフォームの洗濯をホテル内のコインランドリーで行いました。

洗ったユニフォームは子供たちに渡し、それぞれ部屋で乾かしてもらいます。

低学年の場合は水筒洗いも役員をはじめとした保護者で協力して行います。

部屋についたらとりあえず水筒を洗い、各部屋で保管しておいてもらいます。

⑦買い出し(1日目夕方、2日目AM)

1日目の夕方は大人たちが飲み会をするためのお酒の買い出し。

2日目はその日のお弁当と氷・飲み物の買い出しをしました。

お酒に関しては個々で持っていく学年、荷物は増やしたくないので現地で調達する学年と2パターンありました。

ちなみに飲み会といっても、子供が寝ているか見回りしながらの飲み会ですので軽いものです。

2日目はその日のお昼と氷や飲み物などの減り具合を見ての買い出しですね。

宿泊施設によっては2日目のお昼まで用意してくれる場合もあります。

⑧遠征2日目の朝、全員分の水筒に水・氷を補充

2日目の朝食後、保護者たちで水筒作りをします。

1日目は家から水筒を持参しますが、2日目の試合時の飲み物については団で用意が必要。

そのため水やアクエリを大量に持っていきます。

スポ少遠征時の持ち物

遠征時の持ち物についてまとめてみました。

子供の持ち物

  • サッカー用具一式(ボール・スパイク(屋内はトレシュー)・レガース・水筒・タオルなど)
  • 練習着
  • 試合用ソックス・アンダーシャツ
  • ユニフォーム(個人持ちの場合)
  • レインコート
  • カバンが丸ごと入る大きな袋(45リットルの透明袋など)→雨対策
  • 洗面用具(タオル・水筒用タオル(後述)・下着・歯ブラシなど。団体で止まる場合はアメニティがない場合が多かったです)
  • ハンガー(洗ったユニフォームを干すため)
  • 帽子(夏)、ピステやベンチコート(秋口)
  • ボール空気入れ
  • 酔い止めやビニール袋(必要な子)
  • おやつ

洗面用具やハンガー、おやつ以外は普段の試合時と同じような持ち物になります。

1日目の試合が終わったあと、子供たちの部屋で水筒を洗って乾かすのですが、パッキンがほかの子と混ざってわからなくならないように「洗った水筒を置いておくためのタオル」を持参してもらいました。

保護者の持ち物

  • 試合応援時の持ち物(折りたたみ椅子・タオルなど)
  • 氷(夏)、お湯(秋口)
  • ポット
  • 虫よけ・帽子・日傘・アームカバー(夏)、ひざ掛け・防寒着・カイロ(秋口)
  • 携帯充電器・モバイルバッテリー
  • 洗面用具

保護者については忘れ物をしてもなんとかなる場合が多いですが、忘れて困るのは応援時に必須の椅子や日傘、携帯の充電器などでしょうか。

少し寒いときはひざ掛けなどを忘れてしまうと致命傷ですね…

日中は暑いけれど夕方は寒くなる場合、ポットの中身も悩むところです。

宿泊先に頼むとお湯を用意してもらえる場合もあるので、事前にホテルに確認しておくといいかもしれません。

団としての持ち物

  • 試合球
  • テント
  • ユニフォーム(チーム持ちの場合)
  • ブルーシート・ペグ
  • ボール入れ
  • バケツ
  • 皿コーン
  • ビブス
  • ベンチ
  • テーブル
  • 洗剤(洗濯用・水筒洗い用)・スポンジ・ふきん
  • ランドリーバッグ(洗濯前後のユニフォーム回収用)
  • 小銭(コインランドリー用)
  • 飲み物・氷
  • 保護者用お茶セット(紙コップやコーヒーなど)

団としての持ち物も通常の試合時とほとんど変わりません。

洗剤やスポンジ、ランドリーバッグなどは遠征時ならではの荷物でしょう。

夏場の場合は氷・飲み物も多めに必要ですね。

遠征時は準備から当日まで色々と大変でしたが、親子で思い出に残るイベントのひとつでもありました。

事前準備が要になるかと思いますので、役員さんだけの負担にならないよう、協力していく姿勢が大切になるかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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